コロナ禍によって、テレワークをする人が徐々に増えてきています。ただ、自宅にあるイスでは以下のような悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?
「長時間座ると痛い」「自分の体形に合ってない」
そのような悩みはゲーミングチェアで解決できます。この記事では、ゲーミングチェアがテレワークに最適な理由の解説から、おすすめのゲーミングチェア3選まで発表をしていきます。
ゲーミングチェアとは
ゲーミングチェアといえば、その名前から「ゲーマー向けのイス」というイメージが強い人も多いでしょう。コロナ禍により、ゲーマーだけでなくテレワークをする人からも注目を集めるようになりました。ゲーミングチェアの基本的な特徴について解説します。
長時間座っても疲れないイス
もともとゲーミングチェアは、ゲーマーが長時間座っても安定的なパフォーマンスを発揮できるように開発されました。テレワークをする人も、長時間イスに座って作業するという点ではゲーマーと同じです。 普通のイスなら、3時間も作業すると腰痛や肩こりなどの症状が現れるかもしれません。しかし、ゲーミングチェアであれば10時間ほどテレワークをしていても、安定的なパフォーマンスを持続できます。
ゲーミングチェアはオフィスチェアと何が違う?
ゲーミングチェアとオフィスチェアは以下の点が異なります。 リクライニング お尻のクッション ランバーサポート 順番に解説していきます。
リクライニング
リクライニングはオフィスチェアよりも大きく倒せます。一般的なオフィスチェアは、そもそもリクライニングできないことも多く、リクライニングできるものでも160度ほどまでが限界です。一方でゲーミングチェアは、ほぼすべてのブランドが120度以上まで倒せます。ゲーミングチェアであればその場で仮眠を取ることも可能です。
お尻のクッション
お尻のクッションは、オフィスチェアよりも厚く柔らかので腰が痛くなりにくいです。一般的なオフィスチェアは薄く硬いので、数時間座ると腰の痛みがでてくることもあります。一方でゲーミングチェアは柔らかい素材なので、オフィスチェアよりも長時間座れます。
ランバーサポート
ランバーサポートとは、腰を保護・補正する腰当てのことです。一般的なオフィスチェアは腰当てがせり出していますが、硬い素材のものがほとんどです。ゲーミングチェアは、ランバーサポートがクッションになっているのが特徴となっています。
ゲーミングチェアがテレワークに最適な理由
テレワークをしている人の中には、安価な椅子に座ったり床に座って作業したりという人も多いでしょう。しかし、それでは職場と同じようなパフォーマンスは期待できません。ここでは、テレワークにゲーミングチェアが最適な理由を解説します。
1.疲れにくい
長時間イスに座りっぱなしと血流が悪くなり、体調不良のリスクが増えてしまいます。ゲーミングチェアは身体に優しい作りになっているので、長時間座っていてもストレスが通常よりかかりません。通常のイスからゲーミングチェアに切り替えることで、テレワークの質は何倍にも向上します。
2.仕事モードに入りやすい
ゲーミングチェアは通常のイスより何倍も大きく、迫力があります。またオフィスチェアのように背もたれ・アームレスト・ヘッドレストがあるため、仕事モードに入りやすいです。自宅にいると、どうしても仕事モードになれないという人も多いでしょう。そのような人は仕事部屋にゲーミングチェアを置けば、まるで職場にいるかのような心構えで作業ができるようになります。
ゲーミングチェアの選び方
ゲーミングチェアにはさまざまな種類があります。今までゲーミングチェアを購入したことがない人は、どのような基準で選べばいいか分からないという人もいるでしょう。ゲーミングチェアの選び方について解説していきます。
1.価格帯
まずはどのレベルの価格帯なら購入できるかを考えましょう。ゲーミングチェアは、安いものなら1万円を下回ります。しかし、高いものになると10万を超えるものもあります。平均的なゲーミングチェアの価格は3万~4万円あたりです。
長く快適に使うことを考えているのなら、5万円以上のものを選ぶといいでしょう。ただ「とりあえずゲーミングチェアを試してみたい」という方なら、2万~3万円のものでもよいかもしれません。1万円台以下のゲーミングチェアだと強度や安全性が低く壊れやすい可能性が。長い目で見るとランニングコストが悪いため、おすすめできません。
2.サイズ
ゲーミングチェアには、欧米モデルのものも多くあります。欧米モデルの場合、座面幅(太もも部分)が大きいので、小柄な人にとっては座りづらいと感じるでしょう。中には座椅子タイプのゲーミングチェアもあるので、足が届くか不安な方は検討してみてもいいかもしれません。
3.デザイン
ゲーミングチェアにはさまざまな種類があり、自分の部屋に合ったデザインを選ぶことが重要です。基本的にドライビングシート形式が多いですが、置く部屋によっては目立ってしまうこともあります。リビングなどに置く場合は、ソファに近いタイプや座椅子タイプがいいでしょう。近年では、国内業者によって部屋のインテリアになじむデザインのゲーミングチェアも多く販売されています。事前に部屋に合ったデザインかどうかの確認を忘れないようにしましょう。
おすすめのゲーミングチェア3選!
ここからは、おすすめのゲーミングチェアを3つ紹介します。
1.ITOKI×Garage X FOCUS CHAIR
部屋のインテリアになじむ素朴なデザインがいいという方には「ITOKI×Garage X FOCUS CHAIR」がおすすめです。在宅勤務をしている人の中には、リビングで作業をしているという方も少なくないでしょう。この商品はソファに似たデザインをしているため、リビングに置いてあっても浮くことがありません。
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2.極座 V2シリーズ
ローテーブルで作業したいなら、AK Racingの「極座 V2シリーズ」がおすすめです。極座 V2シリーズは座椅子タイプのゲーミングチェアで、ローテーブルでの作業にも適しています。台座も360度動かせるので、ドリンクを取りに行ったりトイレに行ったりする際にもストレスがかかりません。
3.Classicシリーズ
長時間テレワークすることが多いのであれば、DXRACERの「Classicシリーズ」がおすすめです。人間工学を応用した「3D構造」を採用しており、身体にピッタリとフィットします。「集中力を保ちたいからずっと椅子に座っていたい」という人にはぴったりでしょう。
テレワークにはゲーミングチェアが必須!?
ゲーミングチェアは、通常のイスよりも高い買い物ですが、少なくとも値段に見合うメリットは発揮してくれるでしょう。ただ、何も考えずに適当にメーカーや種類を決めるのは危険です。「価格帯」「サイズ」「デザイン」をしっかり考慮に入れて、自分に合ったゲーミングチェアを選びましょう。