在宅勤務でついダラダラしてしまうという方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、在宅勤務での効果的なルーティンを朝・仕事中・夜の3段階に分けて紹介します。
在宅勤務に効果的な朝のルーティン
「一日の計は元旦にあり」ということわざにもある通り、在宅勤務の効率化にとって一番重要なのが朝のルーティンです。ここでは7つのルーティンを紹介していきます。
決まった時間に起床する
在宅勤務では、起きる時間が遅れても遅刻にならなくなった、という方もいるのでは。
しかし長時間の睡眠や二度寝をしてしまうと、一日の予定がすべて狂ってしまいます。
起きる時間をあらかじめ決めておくことで、一日のスタートを良い精神状態で始めましょう。できれば出勤時と同じ時刻に起きるのが良いでしょう。
着替える
在宅勤務では、メリハリをつけ仕事モードに入ることが重要です。そのためのひとつの方法として、「着替える」というルーティンを取り入れると良いでしょう。
「服は自分を表現する」というように、服を変えることで気分も変わります。例えば、寝間着からスーツに着替えたときのことを想像してみてください。おそらく心が仕事モードに切り替わるのを感じるのではないでしょうか。
外に出るわけでもないのに着替えるというのは、はじめは奇妙に感じるかもしれません。しかしその手間をかけることで、心理的に大きなメリットを得られます。
スーツは面倒というのであればオフィスカジュアル、もしくはカジュアルな服でも良いでしょう。着替えることで仕事モードに入るための最初の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
朝の散歩をする
朝、散歩をして太陽の光を浴び、新鮮な空気を吸ってみてください。散歩をすることによって眠気を吹き飛ばし、リフレッシュした気持ちになれます。
また、朝の運動は脳が活性化しするなど、非常にメリットの多いモーニングルーティンです。
ストレッチをする
人は寝ている最中、ずっと止まった状態なので全身の筋肉が固くなってしまいます。朝にストレッチをすることで全身の血液の循環がスムーズになり、脳が活性化します。
身体も温まるので、寒い季節には特におすすめです。
朝食をとる
朝ご飯をしっかり食べることは、栄養補給だけではなく脳の活性化にもつながります。今まで朝ご飯を食べる習慣があまりなかった方は、食パンやみそ汁などの簡単に作れるものから始めてみましょう。
前日にみそ汁やスープなどを前夜に準備しておくのもおすすめです。
家事などの雑務をする
洗い物や洗濯、部屋の片づけなど、家事を朝のうちに片づけてしまいましょう。庭の手入れなどもおすすめです。
朝のルーティンとして家事などの雑務をすることで、仕事をする前の頭の整理ができるというメリットがあります。
また家事などの雑務を終えていない状態で在宅勤務を開始してしまうと、集中力の低下を引き起こしてしまう場合があります。できるだけ朝のうちに家事などの雑務を終わらせておけば、仕事に集中しやすい環境を作ることができます。
会社と同じ時間に仕事を始める
在宅勤務前、朝の7時や8時などの決まった時間に出社していた場合、それと一緒の時間帯に仕事を始めることをおすすめします。会社と同じ時間に仕事を始めることで、仕事モードに入りやすくなります。
決められた時間に自宅の作業スペースに「出社」して、効率の良い在宅勤務を実現しましょう。
在宅での勤務中に効果的なルーティン
勤務中にも、効果的なルーティンがあります。ここでは、在宅勤務中のルーティンを3つ紹介していきます。
しっかり昼休憩をとる
在宅勤務における一日の計画の中に、昼休憩を1時間程入れておきましょう。こちらもなるべく、職場と同じ時間帯が好ましいです。
昼休憩は基本的にパソコンがある部屋から出るようにするのがおすすめ。外に出て、近くの飲食店でランチを食べるのも良いでしょう。
休憩中以外はスマホの電源を切っておく
スマートフォンはポケットに入っているだけでも集中力が低下してしまう場合があります。仕事中はスマートフォンの電源を切って、車の中に隠すか家族に預けてしまいましょう。
このように、スマートフォンを触るのが面倒くさいという環境を作ってあげることで、仕事がよりはかどります。
またスマートフォン以外にも、ゲームや雑誌、漫画といった「一度触るとやめられない」ものがたくさんあります。できるだけそのようなものがない部屋で在宅勤務ができるのが好ましいでしょう。
疲れたら場所を変えてみる
在宅勤務で疲れてしまったら、思い切って場所を変えてしまっても良いでしょう。カフェや図書館といった集中しやすい環境がおすすめです。
在宅勤務後の夜に効果的なルーティン
家の周りを散歩して「帰宅」する
在宅勤務では、「終わり」の時間があやふやになりやすいです。ダラダラと仕事をしてしまうと、疲れが取れずに翌日を迎えてしまうかもしれません。
在宅勤務が終了したらそのまま家にいるのではなく、家の周りを散歩して「帰宅」することをおすすめします。家の周りを散歩することで、仕事モードをオフにし、リフレッシュできます。
家の周りだけでなく、近くのスーパーなどに買い物に行くのも良いでしょう。
明日の計画を立てる
在宅勤務が終わった後、明日の計画を事前に立ててみましょう。まず「やることリスト」を作成し、それぞれの所要時間を設定します。
そのあとに、順番を決めれば、明日の計画は完成です。
仕事の記憶が新鮮な夜に「やることリスト」を作ってしまえば、明日の朝に無駄なエネルギーを使わず、最大限の体力を仕事に注ぎ込めます。
朝・昼・夜のルーティンを用いて在宅勤務をより効率的に進めよう
在宅勤務はついダラダラしてしまうことが多いです。本来リラックスするべき場所である「家」で、仕事モードに入るのはなかなかできることではありません。
しかし、工夫次第でより大きな成果を出すことができます。朝決まった時間に起きることや家の周りを散歩するといったシンプルなものでも効果があります。
今回解説したルーティンを取り入れて、ぜひより効果的な在宅勤務を目指してみてくださいね。