和室でのテレワークを快適にする方法を解説!環境作りのコツも紹介

和室でテレワークを行う場合、環境が仕事の効率に大きく影響します。特に、パソコン作業に関わる部分はこだわりたいものです。

そこで、本記事では和室でのテレワークを快適にするための環境作りのコツや座椅子を選ぶ際のポイントなどについて詳しく解説します。

和室でテレワークをする2つのメリット

和室でテレワークする主なメリットとして、次の2つが挙げられます。

  • い草の匂いでリラックスできる
  • 資料や荷物を置きやすい

いずれもテレワーク環境を快適にする効果を期待できるものばかりです。ここでは、メリットごとの詳しい内容をみていきましょう。

1.い草の匂いでリラックスできる

い草とは、畳の材料に使用されている植物のことであり、畳の部屋にはい草の香りが漂います。い草の匂いには鎮静効果が期待できるとされ「畳の部屋にいるとなぜかリラックスできる」と感じる方は多いです。

ローテーブルや座椅子を使用して和室でテレワークをすれば、い草の匂いでリラックスしながら仕事を効率的に進められるでしょう。

2.資料や荷物を置きやすい

和室でテレワークするメリットとして、資料や荷物を置きやすいという点が挙げられます。洋室で仕事をする場合、資料や荷物が多いとデスク上が物でいっぱいになったり、ものが落ちたりする可能性が高まります。

しかし、和室の場合はデスクと床が近いため、資料や荷物が多くても床に直接置くことが可能です。そのため、デスク上が乱雑することもなく、快適な環境を維持しやすくなります。

和室でのテレワークを快適にする座椅子を選ぶポイント3つ

和室でのテレワークを快適にする座椅子を選ぶポイントとして、次の3つが挙げられます。

  • 背もたれの高さ
  • 座面の厚み
  • サポート機能

メリットの多い和室でのテレワークですが、床に座って作業すると背中や腰が丸まりやすく、肩こりや腰痛を発症しやすくなります。そこで、おすすめするのが座椅子です。

環境にあった座椅子を設置することで、正しい姿勢を保ちやすくなります。ここでは、各ポイントの詳しい内容をみていきましょう。

1.背もたれの高さ

背もたれは肩の高さまであるものを選びましょう。「背もたれがない」「背もたれが低い」といった座椅子で作業をすると腰回りの筋肉が常に姿勢を支えようとして、腰痛を発生しやすくなります。

また、背もたれがないと猫背になりやすく、肩こりや内臓圧迫による代謝の低下も引き起こしやすいです。腰痛や肩こりを防止するためにも、背もたれはできるだけ高いものを選びましょう。

2.座面の厚み

座面の厚みにも注意する必要があります。座椅子を選ぶ際は、座面にしっかりと厚みがありお尻がフィットするものをおすすめします。

ただし、フィットしすぎてお尻が沈み込むものは姿勢を変えにくく、余計に負担がかかる場合もあるため注意が必要です。また、座面のクッション素材には、ポケットコイルや低反発ウレタンといったさまざまな種類があるため、色々と試しながら自分に合ったものを選ぶようにしてみてください。

3.サポート機能

サポート機能が備わった座椅子を選ぶのもポイントの1つです。座椅子には、姿勢の矯正や腰痛、猫背防止などに特化した商品があります。このような商品は背中から腰にかけてS字カーブになるように設計されており、背筋を伸ばしてストレッチ効果を得られます。

ただし、サポート機能がかえって身体を固定してしまい、長時間の作業では余計に疲れるケースも少なくありません。

和室のテレワーク環境を作る際の2つのコツ

和室のテレワーク環境を作るコツとして、次の2つが挙げられます。

  • 植物や光を取り入れる
  • 寒さ対策をする

いずれも気持ちを落ち着けたり、ポジティブにしたりといった効果を期待できます。ここでは、それぞれのコツに関する詳しい内容についてみていきましょう。

1.植物や光を取り入れる

和室に植物や光を取り入れることで、仕事が捗る環境を自身で用意できます。

植物には空気の清浄はもちろんのこと、心を安らげる効果があります。また、少しずつ成長するといった姿からポジティブな気持ちにもなるでしょう。

また、ベランダなどに植物を置くことでカーテンを通して感じられる木漏れ日や植物の影からリラックス効果も得ることも可能です。

さらに、朝日や夕日といった光も取り入れることも大切です。和室との相性がよいプリーツスクリーンの導入すれば、光を取り入れながらも「和モダン」な部屋にしてくれます。

プリーツスクリーンとは、じゃばらになっている生地を水平に開閉させて使用する窓装飾エレメントのことです。心を穏やかにして仕事ができる環境を和室を通じて手に入れましょう。

2.寒さ対策をする

和室でテレワーク環境を作る場合、欠かせないのが寒さ対策です。

和室によっては、掃き出し用の大きな窓が設置されているケースも少なくありません。そのため、開口部分が広いと外気に触れる面積が多くなり、他の部屋よりも寒いと感じやすくなるのです。

また、和室はスリッパを脱いだ状態で床に座ることも寒さを感じる要因の1つであり、長時間座ったままでいると冷えが促進されて、身体にも良くありません。

よって「靴下を着用する」「電気ストーブなどの暖房器具を使用する」「ひざ掛けを準備しておく」といった寒さ対策を考えておく必要があります。

和室でのテレワークは集中力を高める!

鎮静効果のあるい草を使った和室には「い草の匂いでリラックスできる」「資料や荷物を置きやすい」といったメリットがあり、集中力の向上に効果を発揮します。しかし、床に座って長時間仕事するとなると姿勢が悪くなり、腰痛や肩こりなどを引き起こしかねません。

そのため、和室で快適にテレワークするには、「背もたれの高さ」「座面の厚み」「サポート機能」といったポイントを押さえた座椅子の設置がおすすめです。さらに「植物や光を取り入れる」や「寒さ対策」といったコツも押さえることで和室でも仕事しやすいテレワーク環境を整います。

まずは、自身が求める理想の環境を想定し、和室でどのように実現するのかをぜひ考えてみてください。

リモートワークのくふう編集部

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