テレワークなのに家にWiFiがないというお悩みをかかえていませんか?本記事では、家にWiFiがない場合にどのような解決方法があるのか、さまざまな状況に適したWiFi環境について解説していきます。本記事を読むことで充実したテレワークライフを送りましょう。
コロナ禍の影響で近年テレワークの需要が高まってきました。しかし、家によってはもともとWiFiを置いていないというところも多いのではないでしょうか。
本記事では、テレワークでWiFiがない場合の解決法やWiFi選びにおいて注意すべき点を紹介していきます。 最後まで読めば、テレワークでWiFiがないという問題を解決できるでしょう。
テレワークでWiFiがない場合の解決法4つ
ここでは、テレワークでWiFiがない場合の解決法を4つ紹介していきます。
- ポケット型WiFi(モバイルWiFi)
- 光回線
- デザリング
- 置くだけWiFi
順番に解説していきます。
ポケット型WiFi(モバイルWiFi)
テレワークでWiFiがない場合、手っ取り早い解決方法が「ポケット型WiFi」の利用です。持ち運びができることから、家の中だけでなく、カフェや図書館といったほかの作業スペースでも活用ができて便利です。
現在では、5Gにも対応した高品質なポケットWiFiも出ており、さまざまなニーズに対応できます。ただ、光回線などほかのWiFiと比べると、通信速度の遅さや安定感の悪さが目立ってしまいます。
テレワークの場合であれば、資料を作成したり、文章を書く程度なら問題なく利用できるため、そこまで通信環境を心配する必要はないでしょう。
光回線
安定感のある「光回線」もテレワークでWiFiがない場合の解決法の一つです。光回線は、ポケットWiFiよりも通信速度が速く、安定感もあります。ただ、開通させるためには工事を要するため、契約してから時間がかかってしまう点がデメリットといえます。
契約完了から開通までは早くて2週間、平均で1か月はかかってしまいます。そのため、できるだけはやくWiFiを開通させたい方には向いていない選択肢といえるでしょう。Zoomなどでビデオ会議をよくする方にはおすすめです。
デザリング
テレワークでWiFiがなく、一日でも早く利用したい方には「デザリング」がおすすめです。デザリングはスマートフォンで契約している回線をパソコンなどの機器に流用できる機能のことをいいます。手元にスマホさえあれば、追加の契約なしですぐに利用開始できます。ただ、通信速度は遅く、安定しません。
そのため、Zoomでのビデオ会議といった用途には不向きです。光回線や置くだけWiFiの開通が完了するまでのつなぎや緊急の際に利用する余地があるといえるでしう。
置くだけWiFi
「置くだけWiFi」は電源プラグに指すだけでWiFiを利用できる、持ち運び不可のルーターのことです。工事がいらず、料金も安いので人気ですが、回線速度が遅く、ポケットWiFiと違って持ち運びができないというデメリットがあります。
テレワークの際に自宅でしか作業をする予定がない方や、動画サービスなど通信速度が影響するものをあまり見ない方におすすめです。
一番おすすめはポケットWiFi
先述した4つの中でどの解決方法がいいかは、利用する人それぞれの状況があるので一概にはいえません。ただ、メリットやデメリットなどを総合的に考慮するのであれば、おすすめはポケットWiFiでしょう。
ポケットWiFiがおすすめの理由は、以下2つのメリットが大きいためです。
- 申し込みから利用開始までの期間が短い
- どこでも持ち運びできる
ポケットWiFiは、申し込みから最短2~3日で自宅に届き、利用開始できます。また、置くだけWiFiと違って片手で持てるサイズのため、カバンに入れてカフェなどで作業をおこなうことも可能です。
通勤中の電車や実家への帰省時といった幅広いシーンでも活躍できるでしょう。光回線や置くだけWiFiの通信環境には劣りますが、Zoomなどのビデオ会議でも十分使えます。
テレワークのWiFi選びで注意すべき5つの点
ここでは、テレワークのWiFi選びで注意すべき5つの点を紹介していきます。
- 料金
- 通信速度
- セキュリティ
- 回線の質
- 契約内容
順番に解説していきます。
料金
WiFiは契約商品のため、数千円~数万円まで様々なプランが用意されています。単にテレワークのためだけにWiFiを契約するのであれば、数千円の価格帯で十分でしょう。
しかし、今後テレワーク以外に家でYouTubeやゲームなどに利用する予定のある方はさらに高値の価格帯にするほうがかえってお得になることもあります。また、月額料金以外にも工事費やオプション、事務手数料などが加算される可能性もあるため注意しましょう。
通信速度
通信速度も契約の際に確認を怠らないようにしましょう。WiFiを契約してから通信速度の遅さに不満を持っても間に合いません。特にZoomなどのビデオ会議をよくおこなう予定の方は通信速度を見ておきましょう。
セキュリティ
会社の重要な情報を扱う場合は、WiFiのセキュリティ面にも注意する必要があります。セキュリティが甘いと、近くの人に勝手にWiFiを利用されたり、情報を盗まれるかもしれません。また、街中のフリーWiFIを利用するのはできるだけ控えましょう。
回線の質
回線の安定感が日によって異なったり、突然途切れることがあったりと、契約したWiFi回線の品質に問題がある可能性があります。特に低価格帯の格安WiFiを購入してしまうと、回線の質が悪いことが多いです。契約前に回線の品質に問題がないかを確認しましょう。
契約内容
WiFi選びでは契約内容にも注意しましょう。利用するデータの容量が少なすぎることや、いらないオプションを契約してしまっていることなどがあります。
契約前に契約内容をひとつひとつ確認して、適切なデータ量やいらないオプションがついてしまっていないかを確認しましょう。
テレワークでWiFiがない場合の対処法まとめ
本記事では、テレワークでWiFiがない場合の解決法を4つ紹介しました。
- ポケット型WiFi(モバイルWiFi)
- 光回線
- デザリング
- 置くだけWiFi
おすすめはポケットWiFiでしょう。ポケットWiFiがおすすめの理由は、以下2つのメリットが大きいためです。
申し込みから利用開始までの期間が短い
どこでも持ち運びできる
また、テレワークのWiFi選びで注意すべき5つの点を紹介しました。
- 料金
- 通信速度
- セキュリティ
- 回線の質
- 契約内容
これらに注意して、自分に合ったWiFiを選びましょう。