うつぶせでパソコンを触る方法を知りたいですか?本記事ではうつぶせで寝ころびながら楽な姿勢でパソコンを触るにはどうすればいいかを解説します。
また、その危険性についても紹介していきます。最後まで読むことで、パソコン仕事の作業効率があがるかもしれません。
ベッドやソファの上で、パソコンをうつぶせの体勢で触ってしまうことってありますよね。しかし、楽だからといって、ずっとうつぶせでパソコンを触り続けていると、さまざまなデメリットを受けてしまいます。
本記事ではうつ伏せでパソコンを触るのをやめたほうがいい理由や、負担を和らげるアイテムについて解説していきます。
うつ伏せでパソコンを触るのはやめたほうがいい理由
うつぶせでパソコンを触るのをやめたほうがいい理由は以下の5つあります。
- 脳の働きが低下してしまう
- 目が疲れやすくなる
- 眠たくなってしまう
- 身体を痛めやすい
- 誘惑が多い
順番に解説していきます。
脳の働きが低下してしまう
うつぶせでパソコン作業をすると、脳の働きが低下してしまいます。なぜなら、「抗重力筋」という重力に逆らい体を良い姿勢にし、脳を活性化させる筋肉が働かなくなってしまうためです。
「抗重力筋」は、良い姿勢だとよく働き、脳へより多くの血液を送って処理能力を高める機能があります。 うつぶせのような体勢だと、「抗重力筋」がよく働かないため、パソコン作業はしっかり座って行うことをおすすめします。
目が疲れやすくなる
うつぶせでパソコン作業をおこなうと、目が疲れやすくなってしまうというデメリットがあります。うつぶせでパソコンやスマホなどを触ると、座っている時よりも目と画面の距離が近くなり、目への負担が大きくなるためです。
一方で座りながらパソコン作業をした場合、良い姿勢になりやすいため、目と画面の距離は必然的に遠くなります。うつぶせでパソコン作業をおこなう際は、目と画面の距離を20cm以上は開けるように意識しましょう。
眠たくなってしまう
うつぶせでパソコン作業をおこなうと、眠たくなってしまうというデメリットがあります。
うつぶせでベットに横たわるという体勢は寝ている時の体勢とほとんど同じです。そのため、作業に必要な脳の緊張感がほぐれてしまい、眠気を誘発してしまいます。
どうしてもうつぶせでパソコンを触りたい場合は、できるだけ明るい部屋で作業するようにしましょう。
身体を痛めやすい
うつぶせでのパソコン作業は腰や肩に負担がかかってしまい、からだを痛めやすくなってしまいます。うつぶせは常に背骨を伸ばしている状態なので、背骨につながっている肩や腰部に負担がかかるのです。
腰痛や肩こりの原因になるので、うつぶせでのパソコン作業はできるだけやめたほうが良いといえるでしょう。
誘惑が多い
うつぶせ作業をしていると、さまざまな誘惑が近くに合って気が散ってしまう可能性があります。うつ伏せするとすれば、だいたいソファやベッドの上でしょう。ソファやベッドの近くにはスマホやテレビ、漫画などの誘惑があります。
また、そのような誘惑が近くに「存在」するだけで脳の処理能力が落ちてしまうこともテキサス大学の研究で判明しています。パソコン作業するにあたっては、少なくともスマホやテレビなどの誘惑をそばに置かないことが重要です。
うつぶせでかかる負担を和らげるアイテム3選
ここまでうつぶせでパソコンを触るのはやめたほうがいい理由について解説してきました。しかし、疲れた時など、どうしてもうつぶせでパソコン作業したいという場面もありますよね。
ここからはうつぶせでかかる負担を和らげるアイテムを3つ紹介していきます。
- うつぶせ寝クッション
- Ewin Mini Bluetooth keyboard
- ワイヤレストラックボール
順番に解説していきます。
うつぶせ寝クッション
うつぶせでパソコンを触ると、腕やひじに負担がかかり、痛くなってしまいます。そんな悩みを解決するのが「うつぶせ寝クッション」です。
うつぶせ寝クッションは、上半身全体をもたれかからせることのできるクッションで、腕やひじにかかる負担を軽減することができます。
このアイテムがあれば、長時間うつぶせをしても腰痛や肩こりになる可能性が減少します。また、寝る前にスマホをよく触る方にもおすすめです。
Ewin Mini Bluetooth keyboard
うつ伏せの状態だと、目と画面の距離が近くなってしまい、目に負担をかけてしまいます。そんな悩みを解決するのが、「Ewin Mini Bluetooth keyboard」です。
一般的なBluetoothよりも小さいタイプのキーボードで、うつぶせの体勢でも使いやすくなっています。このアイテムがあれば、画面に近づく必要なくパソコン作業をおこなえます。
ワイヤレストラックボール
ベッドの上だとマウスを動かしにくく、パソコン作業の効率が悪くなってしまいます。そんな悩みを解決するのが「ワイヤレストラックボール」です。
ワイヤレストラックボールは、ベッドのような不安定な場所でも快適にパソコンを操作できます。うつぶせでパソコン作業をする際には必需品といってよいでしょう。
就寝前のうつ伏せパソコンは記憶定着に効果的
うつぶせしながらパソコン作業をするのは、身体的な面でデメリットが大きいと解説しましたが、例外として就寝前の少しの時間であれば効果的といえます。なぜなら、就寝前に仕事などで覚えたい内容をパソコンでまとめるといった作業をおこなうと、記憶に定着しやすいからです。
そのため、仕事や勉強で何かを覚える必要がある場合は、就寝前のベッドでおこなえば効果的です。ただ、覚える必要のない単純作業の場合は、就寝前におこなっても特に効果的ではないので注意しましょう。
うつぶせでのパソコン作業まとめ
うつぶせでパソコンを触るのをやめたほうがいい理由は以下の5つあります。
- 脳の働きが低下してしまう
- 目が疲れやすくなる
- 眠たくなってしまう
- 身体を痛めやすい
- 誘惑が多い
しかし、疲れた時など、どうしてもうつぶせでパソコン作業したいという場面もありますよね。本記事では、うつぶせでかかる負担を和らげるアイテムを3つ紹介しました。
- うつぶせ寝クッション
- Ewin Mini Bluetooth keyboard
- ワイヤレストラックボール
また、就寝前のうつ伏せでのパソコン作業は記憶に定着しやすいため効果的といえます。うつぶせでのパソコン作業は、身体を痛めてしまわないように工夫しながらおこないましょう。