近年、テレワークの普及により、Zoomを使った会議や打ち合わせが増えてきました。中には、参加者が100人を超える大規模な話し合いも行われており、無料プランでのサービスでは満足できないという声も。本記事では、Zoomの有料プランについて紹介していきます。
最後まで読むことで、zoomのプランをどれにすればいいかがわかるようになるでしょう。
有料でZoomを利用するメリット
ここでは、有料でZoomを利用するメリットを6つ紹介していきます。
- 録画データをクラウド保存可能
- 無制限で会議をおこなえる
- ホストを複数人設定可能
- ミーティングIDを変更可能
- 投票機能が利用可能
- 各種ツールと連携できる
順番に見ていきましょう。
録画データをクラウド保存可能
Zoomの有料版では、録画データをクラウド保存することが可能です。録画データをクラウド保存しておくことで、会議や打ち合わせの内容を簡単に見返すことができます。
無料版の場合でもローカルに保温することは可能ですが、クラウドとは異なり、送信する際にアップロードをしないと送ることができません。
ビジネスの世界では、スピードが求められるため、URLのリンクを送信するだけで共有できるクラウド保存のほうがメリットが大きいといえます。
無制限で会議をおこなえる
Zoomの有料版では、ほぼ無制限で会議や打ち合わせをおこなえます。無料版の場合は、3人以上だと最大で40分までしかビデオ通話をおこなえません。
しかし、一般的な会議だと1時間を超えることはよくあることなので、これでは足りないといえるでしょう。そのため、よく3人以上で会議や打ち合わせをする方はZoomの有料版を利用したほうが良いといえます。
ホストを複数人設定可能
Zoomの有料版では、ホストを複数人設定できるというメリットがあります。ホストが複数いると、一人が急用でビデオ通話を終了させなければいけない場合でも、問題なく会議を続行できます。
また、録画の保存作業や参加者の管理などを分担して管理することも可能になるため、ホストの負担が減るでしょう。
ミーティングIDを変更可能
Zoomの有料版では、「パーソナルミーティングID」という自動で設定されたIDを変更できるようになります。IDを変更することで、セキュリティ面の強化や管理がしやすくなるというメリットが得られます。
投票機能が利用可能
Zoomの優良プランでは、投票機能を利用することができます。数十人もの大きなWeb会議をおこなう際は、基本的に数人が仕切り役となるため、ほかの参加者を放置してしまうことも少なくありません。
そのような問題も投票機能を用いることで解決可能です。多数決やアンケートをおこなうことで、ほかの参加者の意見をくみ取れるようになるでしょう。
各種ツールと連携できる
Zoomの有料版は、Slackなどの各種ツールと連携することができます。テレワーク化が進むにつれて、対面ではなくチャットアプリで仕事仲間と連絡を取るようになった企業は多いでしょう。
Slackは、ビジネス向けのチャットアプリですが、Zoomと連携することで、SlackのアプリからZoom会議を開始または参加することができるようになります。
Zoomをインストールしていない人がいた場合でも、SlackにURLを送れば会議に参加させることも可能です。普段から仕事仲間とSlackなどでやり取りしている方にとっては、仕事を効率よく進められる最高のツールとなるでしょう。
Zoomのプランは4種類ある
Zoomのプランは以下の4種類あります。
- 無料プラン
- プロプラン
- ビジネスプラン
- エンタープライズプラン
順番に見ていきましょう。
無料プラン
Zoomは無料プランでも充実した機能を備えています。ファイルや画面の共有、1対1なら時間制限がないことなど個人で使う分には問題ないといえるでしょう。
ただ、3人以上のビデオ通話だと、制限時間が40分しかない点やローカルでしか録画ができないというデメリットがあります。そのため、大人数でのZoom会議や打ち合わせをよくおこなう方にとっては不便な制限となっています。
プロプラン
プロプランは月1,600円、年額1万9,200円の有料プランです。無料プランにあった時間制限がなくなり、最大100名参加できるようになります。
録画データはクラウドに1GBまで保存できるようになるため、長時間の会議を録画しても容量を心配する必要はありません。さらに、ホストの人数も最大9人まで増やせるため、さまざまな管理仕事を分担しておこなうことができます。
ビジネスプラン
ビジネスプランはプロプランよりもさらに機能が充実した有料プランです。参加人数は最大で300名に増えるため、セミナーや講演会などにも利用できます。
共同ホストは49人までとなっており、リーダーへの負担も軽減されるでしょう。また、招待URLの変更や企業ロゴを利用したミーティングルームなど、ビジネルプランにはない機能も搭載されています。
エンタープライズプラン
エンタープライズプランは、大企業向けの有料プランです。最大1,000名が参加でき、アカウントの数によって料金が変化するため、詳しい価格はZoomへ問い合わせる必要があります。
録画のクラウド保存も無制限で、ウェビナー機能を搭載しています。大企業でセミナーや講演会をおこなう際には非常にメリットの大きいプランといえるでしょう。
ただ、登録するIDは最低50以上が必要となることに注意が必要です。
短時間のミーティングなら無料プランでもOK
ここでは、有料でZoomを利用するメリットを6つ紹介しました。
- 録画データをクラウド保存できる
- 無制限で会議をおこなえる
- ホストを複数人設定できる
- ミーティングIDを変更できる
- 投票機能が利用できる
- 各種ツールと連携できる
また、Zoomのプランは以下の4種類あります。
- 無料プラン
- プロプラン
- ビジネスプラン
- エンタープライズプラン
40分を下回る簡単なミーティング程度なら、無料プランでも問題ありません。今回紹介した内容をもとに、Zoomをどのプランにするか検討してみましょう。