パソコンのCPU性能の見方とは?CPUの種類や用途別の選び方も解説

自分に合うパソコンを選ぶためには、CPU性能の見方を知っておく必要があります。
型番の数字が表す意味やパソコンのスペックを決める要素を理解して、適切な製品を選びましょう。

この記事では、CPU性能の見方や主な種類、用途別の選び方などを解説します。

パソコンのCPUとは?種類や見方を解説

CPUは「中央処理装置」のことで、パソコンの頭脳ともいえる部分です。
別名「プロセッサー」ともいい、ソフトウェアから出された指示の処理や、各パーツの制御などの役割を担います。

パソコンの使いやすさを左右する部分のため、種類や性能の見方を知っておきましょう。
ここでは、CPUの基本的な知識を解説します。

CPUの主な種類

CPU市場は、主にIntel社とAMD社の2社が独占している状態です。
Intel社のCPUは世界トップクラスのシェアを誇り、多くのパソコンに搭載されています。

AMD社のCPUは、Intel社のCPUに匹敵する性能をもちながら、より価格が抑えられているのが特徴です。
特にグラフィック関係の処理に優れています。

各社の代表的なCPUの種類と特徴を以下にまとめました。

【Intel社】
- Core:Intel社の主力シリーズ
- Celeron:低価格かつ省電力
- Pentium:Celeronの上位版
- XEON:業務用のCPU

【AMD社】
- AMD A:AMD社のエントリーモデル
- Ryzen:Intel社のCoreシリーズと同等のスペック

CPU性能の見方

CPUには、数字とアルファベットを組み合わせた型番が付けられています。
型番はCPUの性能や世代などを表しており、左から以下の順に並んでいます。

  • メーカー名
  • ブランド名
  • シリーズ名
  • プロセッサーナンバー
  • 世代

例として「Intel Core i7-8700」を要素ごとに分解してみましょう。
「Intel」はメーカー名、「Core」はブランド名、「i7」はシリーズ名にあたります。

シリーズ名の後ろにある「8700」はプロセッサーナンバーといい、数字が大きいほど性能が上がります。
プロセッサーナンバーの先頭または2つ目の数字の意味は、CPUの世代です。

なお、CPUによっては末尾に「K」や「T」などのアルファベットが付いており、これらは製品のカテゴリーを意味します。

CPU性能を決める要素

通常、パソコンの製品ページには、CPUの型番のほかに「コア数」や「スレッド数」なども記載されています。
これらはCPUの性能を決める要素のため、それぞれの意味を知っておくことが重要です。

ここでは、CPU性能を決める5つの要素を解説します。

  • コア数
  • スレッド数
  • クロック周波数
  • キャッシュメモリ
  • 内蔵GPU

順番に解説します。

1.コア数

コア数とは、同時に処理ができる部分の数を表す数字です。
そもそも「コア」はCPUの核となる部分であり、コア数が多いほど処理速度が上がります。

市販のCPUのコア数は1〜16個で、コア数ごとに以下のような呼び方があります。

  • コア数が1つ=シングルコア
  • コア数が2つ=デュアルコア
  • コア数が複数=マルチコア

2.スレッド数

スレッドとは、OSが認識するCPUのコアのことです。
コア数が物理的な数であるのに対し、スレッド数はいわば仮想のコア数を指します。コア数と同様に、スレッド数が大きいほど高速な処理が可能です。

「1コアにつき1スレッド」が基本ですが、なかには1コアで2つのスレッドを実行可能な「マルチスレッディング」機能を搭載したCPUも存在します。

3.クロック周波数

クロック周波数(単位:GHz)とは、CPUの処理速度を表す数値です。
CPUのコア数やスレッド数が同じ条件である場合は、クロック周波数の大きさに比例して処理速度が速くなります。

ただし、処理速度が高速であるほどTDP(熱設計電力)が大きくなるため、CPUが高温になるおそれがあります。
CPUが高温になりすぎると、故障などのトラブルが起きかねません。

クロック周波数が大きいCPUを選ぶ場合は、大型の電源やCPUクーラーを用意することが重要です。

4.キャッシュメモリ

キャッシュメモリとは、CPUに内蔵されている高速なメモリを意味します。
キャッシュメモリの特徴は、CPUが頻繁に読み込むデータを一時的に保持し、メインメモリの負担を軽減することです。

メインメモリの動作の遅さをカバーする役割を担っており、高速な処理には欠かせないパーツです。

キャッシュメモリの容量が大きいほど性能が高いと判断できるため、CPUを選ぶ際の基準にするといいでしょう。

5.内蔵GPU

内蔵GPU(内蔵グラフィック)とは、CPUに内蔵されたグラフィックの処理機能です。
「グラフィック演算装置」を意味しており、画像や映像を出力する役割を担います。

内蔵GPUに対し、追加で付けるタイプのGPUは分離GPUと呼ばれます。
内蔵GPUは分離GPUに比べると性能が劣りますが、追加費用がかからない点や、消費電力が少ない点がメリットです。

メールやインターネット、動画視聴など処理であれば、内蔵GPUで十分に対応できます。

用途に合わせたCPUの選び方

パソコンを購入する際は、CPUに注目することが重要です。
CPUの性能が高いほど価格も上がる傾向があるため、用途に合わせて過不足のないCPUを選びましょう。

ここでは、Intel社のCoreシリーズの中から用途別のおすすめCPUを紹介します。

【Core i3:ビジネス利用や簡単な文書作成】

パソコンで文書作成などの簡単な作業をしたい場合は、Core i3がおすすめです。
Core i3は「コア2、スレッド4」となっており、WordやExcelなどの使用には十分のスペックです。

メモリ容量が大きいものを選ぶと、さらに動作がスムーズになります。

【Core i5:画像編集】

パソコンで画像編集をしたいのであれば、Core i5を選びましょう。
Core i3よりもコア数が多く、グラフィック関係の処理もストレスなく行えます。

【Core i7:動画編集、音楽編集】

動画や音楽の編集をしたい場合は、Coreシリーズの中でも性能が高いCore i7が適しています。
「コア4、スレッド8」となっており、クリエイティブな作業もスムーズに行えるでしょう。

CPU性能の見方を理解しておこう

CPUの型番は一見複雑に見えますが、数字とアルファベットの順番を知っていれば、型番だけでおおよそのスペックを判断できます。

コア数やスレッド数などもCPUの処理速度に関係するため、性能を表す要素をきちんと理解しておきましょう。
CPU性能の見方をマスターし、用途に合うパソコンを探してみてください。

リモートワークのくふう編集部

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