テレワークを導入する企業が増えてきましたが、作業に集中できる環境づくりは意外と難しいですよね。特に、スペースが限られる一人暮らしの場合、テレワーク向けのデスク選びやその設置場所に悩んでいる人もいるのではないでしょうか？
ここでは、テレワークにおすすめのデスク選びと、レイアウトのポイントを解説していきます。快適なテレワーク環境を整えるためのコツを見ていきましょう。
テレワーク向けデスク選びの基本
まずは、テレワーク向けのデスク選びの基本を見ていきましょう。自宅のダイニングテーブルやローテーブルでも仕事はできますが、長時間集中して作業するには不向きです。
PCのマウスやキーボードなどを操作しやすいデスクを購入することで集中力が高まり、仕事とプライベートのメリハリもつけやすくなるでしょう。
PCのタイプ別・おすすめのデスクサイズ
作業しやすいデスクのサイズは、使用するPCによって異なります。以下を参考に、PCのタイプに合わせたサイズのデスクを選ぶようにしましょう。
・ノートパソコンの場合
幅60～80cm、奥行き40～50cm、高さ70cm前後
・デスクトップパソコンの場合
幅60～80cm、奥行き60～70cm、高さ70cm前後
・PC＋複数台のモニターを使う場合
幅80～120cm、奥行き50cm前後、高さ70cm前後
デスクトップパソコンなど、PCのほかにモニターを置く場合は、奥行きに余裕があるデスクを選びたいところ。また、モニターを複数台置いたり、プリンターを置いたりするなら、横幅の広いタイプがおすすめです。
デスクは高さも重要
デスクの高さは、長時間作業しやすいかどうかに大きく影響します。適切なデスクの高さは、身長や使う機器、作業内容などによっても変わってくるため、デスクや椅子選びの際には、高さ調節機能がついた物を選ぶといいでしょう。
高さの合わないデスクで長時間働き続けると、集中力の低下や眼精疲労、肩こり、腰痛などを引き起こすため注意しましょう。
設置場所を考慮する
自宅が1Rや1Kなどの場合、家電や家具など、生活感のある物が視界に入りやすいため、デスクに座ったときの視界になるべくノイズが入らないよう、工夫してみましょう。
部屋の角や壁際など、部屋の中を見渡しにくい位置にデスクを設置することで視野が狭まり、自然と集中力がアップします。
1Kや1Rなどの間取りの場合、テレビ会議の背景にプライベート空間が映り込んでしまいやすい。そこでおすすめなのが、テレビ会議用のスペースを部屋の角に設けることです。背景が壁になるようにデスクを設置して、いつでもテレビ会議に対応できるようにしましょう。
デスクの材質にも注目
デスクの材質も、実は快適なテレワーク環境づくりの重要なポイント。作業用デスクを選ぶなら、天板がメラミン化粧板かPVC（ポリ塩化ビニル）でできている物がおすすめです。これらの素材は、オフィス用のデスクにもよく用いられており、汚れや傷、水などに強く、耐久性に優れています。
天板がプリント紙のデスクは、コストは抑えられるものの、耐久性が低く作業には不向きと覚えておきましょう。
より快適な作業環境に！プラスアルファのデスク選び
ここからは、テレワーク環境をより快適にするための、デスク選びのポイントを紹介していきます。
USBポートやコンセントつきの機能性デスク
周辺機器や資料が多い人は、機能性を重視してデスクを選びましょう。最近では、引き出し収納や本棚つきのデスクのほか、USBポートやコンセントつきの機能性デスクも登場しています。デスクひとつで作業を完結させたい人におすすめです。
作業空間にゆとりが生まれるL字タイプのデスク
部屋の角に設置するL字タイプのデスクは、狭い空間を最大限活用できるようデザインされています。デスクの横にワゴンなどを置いて天板を延長し、L字のレイアウトにしてもいいでしょう。
省スペースを実現するタワータイプのデスク
できるだけ横幅を抑えてデスクを置きたい場合は、縦の空間を活かせるタワータイプのミニマムデスクを選びましょう。収納力が高く、デスクの上をきれいに保てるのも、タワータイプの魅力です。
部屋が狭い場合はローデスクやミニマムデスク、折りたたみデスクが◎
部屋が狭く、デスクを置くスペースが限られる場合は、ローデスクも検討してみましょう。ローデスクは背が低いため圧迫感が出にくく、室内を開放的に見せてくれます。天板を高く調整できるタイプなら、座椅子とセットで使っても足元が窮屈になる心配がありません。
また、作業時以外は収納しておける折りたたみタイプもおすすめです。片づけの習慣がつくため、プライベートとのメリハリもつけやすいですね。
テレワーク環境を整えて作業効率をアップ！
テレワークに最適なデスクを選び、設置場所を工夫することで、自宅での作業効率が大きく向上するはず。
自宅では集中力が続かず、一日中仕事をしている…ということにならないよう、まずは快適なテレワーク環境を整えて、仕事とプライベートのメリハリをつけるよう心掛けましょう。
執筆者：リズム株式会社
東京23 区の中古ワンルームマンション投資やリノベーション投資など を手掛ける不動産投資会社です。バリューアップした中古不動産を、将来のライフプランを 叶える資産としてご提案しています。“「住む人の満足」が「持つ人の満足」につながる“と いう考えのもと、資産価値の高い空間づくりを目指しています。
リズム不動産投資サイト
