「テレワーク用の部屋がない」の解決法とは?狭い部屋で効率的に在宅ワークをするコツ

テレワークを推進する会社が増えつつある昨今、家でも快適に働けるよう、自宅のテレワーク環境を整えたいところ。しかし、ワークスペースにできる空間が限られがちな一人暮らしの場合、集中しにくい室内環境や、ビデオ会議で生活感のある背景が映り込んでしまうことに悩む人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、快適なテレワーク環境にするためのポイントをご紹介します。テレワークにありがちな悩みと併せて、ワークスペースの整え方を見ていきましょう。

テレワークでありがちな悩みとは?

自宅でのテレワークは、毎日の通勤にかかる時間やストレスを省け、家でリラックスして仕事ができるといったメリットがあります。その一方で、ワークスペースをきちんと整えないまま業務を始めてしまうと、反対に業務がはかどらなくなる可能性も。 まずは、テレワークにありがちな仕事環境に関する悩みを紹介していきます。

オンオフが切り替えにくい

オフィスでの仕事に慣れている人は特に、仕事もプライベートの時間も自宅で過ごすとなると、オンオフが切り替えにくいことがあります。 多くの場合、一人暮らしでは生活空間も作業スペースも同じ部屋に設けなければならず、なかなか仕事モードに入れないかもしれません。

集中できない

テレビやベッドなど、仕事に関係ない家具が目に入る空間だと、どうしても集中力が続かないこともあるでしょう。 オフィスは仕事する環境が整っている上、ほかの社員もいるため、自然と仕事に打ち込めるが、自宅で一人になるとそれが難しい人も珍しくありません。

肩こりや腰痛が悪化しやすい

自宅で長時間にわたってパソコン作業をしていると、肩こりや腰痛の原因になることがあります。デスクではなくローテーブルで作業をしている人など、家にあるデスクやチェアが長時間の作業には向かない場合は、特に注意したい。

オンライン会議での背景が気になる

寝食も仕事もする部屋でオンライン会議をするときに、ベッドや棚など、プライベートな家具が背景に映り込んでしまう可能性もあります。業務においては、なるべく生活感のある雰囲気を隠したいという人もいるでしょう。

部屋が狭くて環境が整えられない

ワンルームや1Kの部屋に住む人の悩みに多いのが、とにかく部屋が狭くて作業用デスクやチェアなどの環境を整えにくいというもの。 モニターやプリンターなどの周辺機器も置くとなると、どうしても部屋に圧迫感が出て、作業時もプライベート時間も快適に過ごせなくなってしまうでしょう。

テレワーク向けの室内環境を整えるポイント

テレワークのために室内環境を整えるのであれば、テレワーク環境に関する悩みを解消する家具選びや、部屋のレイアウトの工夫をすることが大切です。 ここからは、快適なテレワーク環境を作るための、おすすめの方法を見ていきましょう。

自分に合う高さのデスクを用意する

作業しやすいデスクの高さは、自身の身長や使用する機器、作業内容などによって変わってくる。高さが合わないデスクで無理に作業を続けると、集中できないだけでなく眼精疲労や肩こり、腰痛などの原因になります。 そのため、デスクや椅子を用意する場合は、デザインや価格だけでなく、高さをチェックするなど、使用感の確認もできることが理想。自分に合った高さに調整できる、昇降機能つきのデスクもおすすめです。

デュアルモニター環境はワイド幅のデスクが◎

ビデオ会議やチャットなどを多く使うテレワークでは、複数モニターで作業したい人も多いはずです。デュアルモニター環境にしたい場合は、横幅が120cm程あるデスクがモニターを設置しやすいでしょう。

腰痛防止の椅子やクッションを使う

一般的なダイニング用チェアやソファは長時間の作業に向かず、腰痛や肩こりのリスクも高いです。腰やお尻への負担をなるべく軽くするためにも、長く座っても疲れにくいチェアや座椅子、腰痛防止クッションを用意しておきましょう。

オンライン会議用のスペースを作る

オンライン会議の背景問題を解決するためには、専用スペースを部屋の一角に用意するのはどうでしょうか。おすすめは、背景が壁だけになるスペースを確保して、デスクを配置すること。 もし、背後が窓になってしまう場合は、洗濯物などの映り込みを防げるよう、背後にロールスクリーンやカーテンを設置するといいでしょう。

余裕があれば、壁にカッティングシートを貼ったり、ポスターや写真を飾ってみたりするのも◎。

ワークスペースには必要最低限の物を置く

集中力を上げるために、ワークスペースには必要最低限の物だけを持ち込むことも大切です。作業中に、つい関係ない物が目に入って片づけたくなったり、集中力が削がれたりしないよう、日頃から目に見えないところに物を収納する癖をつけておきたいです。

立ち作業の時間も設ける

テレワークに限らないですが、長時間座り仕事をしていると腰を痛めたり、運動不足になったりします。よって、ずっと座って仕事するのではなく、立ち作業を取り入れてみるのも効果的。仕事中の気分転換や眠気対策にもなるでしょう。 立ってパソコン作業ができるスタンディングデスクや棚を活用してみましょう。

部屋が狭い場合、デスクはどう選ぶ?

部屋が狭くて仕事環境を整えにくい場合は、ローデスクやミニマムデスクがおすすめです。

ローデスクのような背の低い家具は圧迫感が出にくく、部屋を広く開放的に見せてくれる。天板を高めにできるローデスクならば、座椅子と組み合わせても足元が窮屈にはならないでしょう。組み合わせる座椅子は、体をしっかり支えてくれる背もたれつきを選びたいところです。

また、横幅を抑えてレイアウトしたい場合は、タワータイプのミニマムデスクが◎。収納機能が充実したミニマムデスクなら、部屋の一角に省スペースで仕事空間を設けることが可能です。 なお、部屋の角にレイアウトするL字タイプのミニマムデスクも、空間を効率活用できるデザインとなっています。

自宅の一角にワークスペースを確保しよう

働き方が多様化し、現在は毎日出社している人も、テレワークをすることになる可能性は十分に考えられます。 自宅でも快適な環境で働けるよう、自宅の一角にワークスペースを確保したり、作業しやすいデスクや椅子を用意したりしておくのがおすすめです。

執筆者:リズム株式会社
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