暑い夏があっという間に終わり、秋の様相を見せ始めている空模様。
コロナ第二波はようやく落ち着いてきましたが、冬のインフルエンザとW流行が懸念されていますね。まだまだ終息の気配が見えないコロナ対策ですが、だからこそ快適な仕事環境の構築は引き続き重要です。
リモートワークを継続している会社も依然多く、家で働きづらい……と感じていらっしゃる方！家と職場以外に働ける場所を体験してみてはいかがですか？
駅から徒歩10秒！BIZcomfort志木とは？
今回紹介するコワーキングスペース「BIZcomfort志木」は2020年5月にできたばかりの新規オープン施設です。
東武東上線の志木駅を降りて東口のすぐ目の前にあるビルの6階にBIZcomfort志木があります。これだけ立地がよければ地元に住む方はもちろん、来客へのご案内もしやすいですね。
志木駅はどんな場所？
志木駅は東武東上線の快速急行の停車駅で、池袋まで23分。有楽町線と副都心線に直通の電車もあり、利便性は非常に良いです。駅直結商業施設「EQUiA志木」や「マルイファミリー志木」など買い物をする場所にも困りません。
それでいて少し駅から離れると閑静な住宅街が広がり、単身者のほかファミリー層も多く住んでいるベッドタウンです。
駅周辺にはカフェや飲食店は多くありますが、なかなか長時間の利用はしづらいところ。運営者によると、駅近くで仕事や勉強ができる場所として、プレイス難民の解決策となればということで、今回出店を決めたそうです。
BIZcomfortとは？
「BIZcomfort」は、株式会社WOOCが運営しているコワーキングスペースで、郊外や住宅地を中心に展開していることが特徴です。
「家ではないけど家の近く、"1.5プレイス"として利用してほしい」という想いが込められているそうです。
今回紹介する「BIZcomfort志木」は、駅近の集いオフィスとして落ち着くスペースを目指した一方で、横長で窓が少ないので明るい色を多く使い、天井高を高くして閉塞感を感じないようにしたとのこと。
全長約42m、座席数82席に加え、レンタルオフィスも併設されている大型店舗です。
それではスペース内をご紹介していきましょう。
BIZcomfort志木にいざ潜入！
エントランス
エレベーターを降りると目の前に看板が。ワンフロア全てがBIZcomfort（コワーキングスペース）とBIZcircle（レンタルオフィス）となっています。
正面右前には応接ブースと会議室があります。
応接ブースは空いていれば利用可能、会議室は完全予約制です。来客対応がしやすいのは魅力的ですね。
執務スペースの入り口と分かれているので、受付を通らずに会議室のみ利用ができるというのもスムーズで使い勝手がいいなと思いました。
左側のオフィススペースへの入り口はカードキーがないと入れず、ドロップインの利用者は受付で解錠してもらう必要があります。受付をするとカードキーが貸与されます。
コワーキングスペース
いざ執務エリアに入ると、そこは横長の広いスペース。
入って右側にカフェブース、左側にワークブース、奥にレンタルオフィスというレイアウトです。このレイアウトの理由について聞くと、会話・通話が可能なカフェブースと集中する人が使うワークブースの間隔を空けるように工夫したとのこと。
コワーキングスペースとレンタルオフィスを左右に分けたほうが簡単そうですが、多くの人が利用するコワーキングスペースでは確かに人の話す声は気になりますよね。
入ってすぐの受付にコンシェルジュがいて、来客対応、不在時の宅急便や書留の受取り、郵便物の転送などを行ってくれます。コンシェルジュがいる平日9:00～18:00はドロップインが可能で、月額会員やレンタルオフィスの契約者は24時間利用できます。
※ドロップインは、利用状況により休止の場合があります。
カフェブース
入って右側がカフェブースです。カフェブースは前述した通り電話や打合せができ、飲食もOKのエリアです。
私もここで仕事をしていましたが、この日は人が多く、間隔を空けて置いてある座席がほぼ埋まっている状況で女性の割合が多い印象でした。聞くと月額契約者が非常に多く利用しているそうで、ドロップインの受付を制限する日もあるとのこと。
ここにある"オフィスコンビニ"が非常に充実していました。これだけの品数が揃っているコワーキングスペースはあまり見たことがありません。
購入もバーコードを読み取って電子マネーで決済となっておりとても簡単です。
ワークブース
入って左側奥にはワークブースがあります。
一番人気の席がこのワークブースのモニター付きの席で、集中して自分の世界に没頭できそうです。この席も多くの人が利用されていました。
またその手前にはオープンなエリアがあり、ここであれば簡単な打合せは可能だそうです。
テレフォンブース
中央にはテレフォンブースがあります（写真左側の個室2部屋）。
テレフォンブースは1部屋は予約制、1部屋はフリーで空いていれば利用可としており、この日は私の滞在中フル稼働でした。カフェスペースなどで打合せOKと言っても、やはり自分の話す声は気になります。テレフォンブースであれば重要な商談やクレーム対応、人事面談など聞かれたくない話でも心置きなく話せますよね。
固定席ブース
固定席プランで利用することができる固定席ブース。入って右奥に8席あります。フリースペースが埋まっていても確実に座席が確保でき、登記やロッカー、ポストに加え、BIZcomfortの全拠点が利用可能なオプションが全て無料で付いているプランです。
会議室
会議室は完全予約制です。月額会員の予約は専用サイトで受け付けており、15分単位で24時間予約が可能です。一方でこの会議室は、コンシェルジュがいる時間帯に限りますが、外部向けにも貸し出しを行っています。ご予約の際はHPよりお問い合わせください。
5名用会議室（会員価格：15分150円、外部利用：1時間1,100円）。
こちらは8名用です（会員価格：15分200円、外部利用：1時間2,200円）。
各種収納
BIZcomfortにはロッカーのほか、キャビネット、トランクルームと3種類の収納があります。
こちらはロッカー。ロッカーは大と小があり、大：月額3,000円、小：月額2,000円です。※価格は税別
そして一回り大きいキャビネット（月額4,000円）。※価格は税別
さらにトランクルーム。
トランクルームはレンタルオフィス会員、コワーキングスペースの会員いずれも有料オプションとして利用が可能です。なおトランクルームのみの契約はできません。
ちょっとした一息に嬉しい「フリードリンク」
ドリンクコーナーにはハイチェアの座席があり、ここで一息ついたり食事したりすることも可能です。電子レンジに加えてシンクもあるので、飲み残しを流したり手を洗えたりと便利。
ドリンクの種類も豊富です。
コロナ対策は？
コロナ感染症への対策にも非常に気を遣っており、各種感染症予防のアイテムが随所に見られました。
BIZcomfort志木では、具体的に以下の対策を行っているそうです。
- 入室時の消毒・マスクの着用の徹底
- 座席は十分に間隔を空けるorパーテーション設置
- 空間除菌装置の設置
- 会議室の除菌器の設置
気になる利用料金は？ライトプランなら月額2,000円～
志木駅目の前の利便性でコンシェルジュ常駐かつ各種オプションが充実していながら、なんと月額2,000円から。 365日24時間利用可能なのも大きなポイント。
平日9:00～18:00はドロップインも可能で、1時間300円、1日利用しても1,000円です。利用状況により休止の場合がありますので事前にHPでご確認ください。
- 全日プラン 月額10,000円（24時間利用可能）
- 土日祝プラン 月額4,000円（土日祝のみ利用可能）
- ライトプラン 月額2,000円～（BIZcomfortの全拠点が月2日まで利用可能、それ以降は1日1,000円で追加利用可能）
- 全拠点プラン 月額18,000円（BIZcomfortの全拠点が利用可能）
- 固定席プラン 月額24,000円～（固定席ブースが利用可能、加えてBIZcomfortの全拠点、登記、ロッカー、ポストが無料で利用可能）
また、オプションとして以下が用意されています。
- 登記利用 月額3,000円
- ポスト 月額2,000円
- ロッカー 月額2,000円～
- キャビネット 月額4,000円
- 宅配便受取・保管サービス 月額1,000円
- 郵便物・宅配便受取の転送サービス 月額1,000円（週1回転送）～
※価格は全て税別です。
最後に
以上、「BIZcomfort志木」のレポートでした。
実際に利用してみましたが、駅から徒歩10秒と利便性が高く、スペースも明るく広々としていて非常に仕事がしやすかったです。
利用者は主に30代・40代が多く、男性と女性が半々くらいというのがBIZcomfort志木の大きな特徴です。コワーキングスペースの利用者はほとんどが個人の会社員で、リモートワークに利用しているそうです。
なお、今回は詳しくご紹介していませんが、レンタルオフィスの「BIZcircle志木」は、現在1部屋のみご紹介が可能だそうです（2020年9月17日時点）。レンタルオフィスをお探しの方は志木駅目の前の好立地オフィスが空いていますよ！
BIZcomfortのコワーキングスペースは、現在も新規出店継続中なので、ご自宅の近くにある方はぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。
