テレワークで「モチベーションが下がる」3つの理由とは?モチベーション維持の対策を紹介

新型コロナウイルスの影響などもあり、時間や場所を問わず働くことができるテレワークが普及しています。しかし、テレワークはモチベーションの維持が難しい働き方です。

当記事では、テレワークとモチベーションの関係性を解説し、モチベーションが下がる理由や下げないコツについて紹介します。現在テレワークをしていてモチベーションの維持が大変という方はぜひ参考にしてください。

テレワークとモチベーションの関係性

ここでは、テレワークとモチベーションの意味と関係性について紹介します。テレワークで悩んでいる方はまず両者の関係性を知ることからはじめましょう。

テレワークとモチベーションの意味

テレワークとは「職場から離れた場所で働く」ことができる新しい働き方です。「離れた」という意味を持つテレ(tele)と「仕事」という意味を持つワーク(work)を掛け合わせて生まれました。

モチベーションとは、やる気や意欲、動機などを表す言葉です。行動を起こすための動機や意欲として利用されることが多いでしょう。

たとえば「モチベーションが高い」とは、やる気に満ち溢れている状態を意味します。

テレワークはモチベーションを持続しにくい

時間や場所を問わず仕事ができるテレワークは、通勤の必要がないことも魅力の一つです。しかし、職場で働いているような緊張感が得られません。

そのため、テレワークはモチベーションが維持しにくいといった欠点があります。テレワークを行うにあたっては、どのようにしてやる気を高め、モチベーションを維持するかが重要です。

テレワークでモチベーションが下がる3つ理由

テレワークでモチベーションが下がる理由には、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは代表的な3つの理由を紹介します。

仕事とプライベートの切り替えが難しい

テレワークで仕事のモチベーションが下がる大きな理由は、仕事とプライベートの切り替えが難しい点です。前述でも触れたように、職場に出社して仕事する場合は、通勤の雰囲気や職場の緊張感によって自然に仕事モードに切り替えることができます。

しかし、自宅でテレワークをすると職場のような緊張感がないため、仕事とプライベートの切り替えができずにモチベーションが下がってしまうのです。

作業に集中しづらい

テレワークでは上司や同僚の視線を気にする必要がありません。注意や指導を受ける機会も少なくなるため、ついつい気が緩みがちです。気の緩みから仕事に集中できず、モチベーションを下げてしまう場合もあります。

コミュニケーション不足による孤独感

テレワークは自宅でひとりでの作業が多いため、コミュニーケーション不足による孤独感を感じやすいです。人と話すことはストレス解消にもつながるため、コミュニケーション不足はモチベーションの低下に直結します。

テレワークでもモチベーションを下げない4つのコツ

ここではテレワークでもモチベーションを下げないコツを4つ紹介します。現在テレワークをしている方はぜひ参考にしてみてください。

適度な休憩時間を設定する

適度に休憩時間を設定し、メリハリをつけることでモチベーションを維持できます。テレワークでの仕事の生産性を高める方法として「ポモドーロ・テクニック」がおすすめです。

「ポモドーロ・テクニック」とは25分仕事+5分休憩=30分を1セットとして仕事を行う方法です。3~4セットを繰り返したら30分ほど休憩を取り、また3~4セットと30分休憩を繰り返します。

短い集中時間と休憩を繰り返すため、高い集中力を維持しやすくなるでしょう。世界中のエグゼグティブも実践していると言われています。テレワークでモチベーションが上がらないという方はぜひ実践してみてください。

業務が捗る環境を自ら整備する

室内やデスクが散らかっていると、作業に集中力しづらいものです。仕事のモチベーションを下げないためにも、業務が捗る環境を整備しましょう。

仕事用の作業スペースを作ったり、ゲームや漫画などの気が散るものは目に見えない場所に整理したりしましょう。また自宅でテレワークすると、人目を気にする必要がないため普段着やパジャマのまま仕事している方も多いようです。

仕事中は仕事着に着替え、気分を切り替えてから作業を開始してみてください。

日々の仕事に順番をつける

やることリストの作成や仕事に順番をつけることでもモチベーションを維持することが可能です。何も考えずに作業に取り掛かると、業務の進捗状況や達成具合によってはモチベーションが上がらず仕事にムラが出ます。

日々の仕事に順番をつけ、自ら期限を設けることで、テレワークであってもモチベーションを維持することが可能です。テレワークでは達成感を感じないという方はぜひ取り組んでみてください。

時間や進捗に目標を設ける

時間に縛りがないこともモチベーションを維持できない理由の一つです。職場に出社すると「9~17時」というように就業時間が設けられているため、その時間内で作業を片づけようとします。

しかし、テレワークは基本的に時間の縛りがないため、集中力が低下しがちです。解決策としては時間や進捗に目標を設定してみてください。

作業の終わりを決めることで集中力も高まりますし、達成感を味わうこともできます。テレワークでは集中力が上がらないという方はぜひ試してみてください。

テレワーク時のモチベーションは自己管理がカギ

テレワークのモチベーションが維持できない理由や維持するコツなどについて解説しました。新型コロナウイルスの影響もあり、政府はテレワークの普及を推進しており、ますますテレワーク化が進むことが予想されます。

今後はテレワークに合った評価基準など、企業評価制度の見直しも必要となるでしょう。テレワーク時の「モチベーション維持」も企業の重要課題となりえます。

高いモチベーションを維持し、生産性の高いテレワークを行うためにも、自分に合ったテレワークスタイルを見つけて取り組むようにしましょう。

リモートワークのくふう編集部

リモートワークのくふう編集部は、新しい働き方を応援しています。

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